鷲岳エレナ

プロフィール

【名前】 鷲岳エレナ(わしおか えれな)
【誕生日】11月18日
【血液型】AB型(Rh-)
【身長】 148cm
【サイズ】83/55/84
【好き】 パスタ
【嫌い】 餅
【特技】 発明
【好きな色】水色

概要

「うん。私が作る発明にはそれ相応の材料が必要・・・」

【基本情報・性格】
無口で口数が少ない少女。声も小さく「・・・」を多用して断片的に話す。興味のあることへの集中力はすさまじいものがあり機械関係に強く発明家志望。
義手である右腕を隠すためなのかいつも白い手袋をしており、よっぽどのことがない限りは外さない。
過去のとある事件がきっかけで声が上手に出せなくなってしまい、祖父が開発した特性のインカムを着用して会話している。
右手は義手であり、この義手は非常に高性能で脳波と筋肉の運動を読み取り、実際の手と同じように機能する。しかもダメージや防水にも対応しており少しの事では壊れたりしない。義手は彼女の血管や神経と繋がっているため義手を少しでも強く引っ張ると脳に激痛が走る。
義手関係のこととは関係なしに生まれつき左利きである。名前は漢字表記もあり、英怜菜と書くが当て字嫌いなのでカタカナで通している。理事長の孫であるためか、和琴以外の全員にちゃんもしくはさん付けで呼ばれている。

【趣味・特技】
機械に関する知識を生かして様々な発明品を作るのが得意。実用性のある物から一見意味のなさそうなものまであり、彼女の発明が周囲の窮地を救ったことが何度もある。発明は基本的にジャンクパーツやガラクタから作るが、元々あるものを改良することも可能。また、自らの身体にある機械部分のメンテナンスも自ら行える。
また、1人で没頭できるゲームが大好きで今ではその腕はプロ級と言ってもいいぐらいに高い。好きなジャンルはRPGとシミュレーションゲームでコンシューマーからスマホゲームまでなんでもやる。環輝と共同でゲームを作ったこともある。
前述の発明の腕を磨く過程でから物理の成績だけは他を寄せ付けないぐらい高い。それが高じて機械の専門書まで読んでおり、彼女に機械の部品を見せると何に使う物なのかが大体わかる。
インカムをもらうまでは筆談で会話をしていたためか、字を書くのも上手で、硬筆で賞をもらった経験もある。

【発明一覧】
好感度の見える懐中時計
首に下げて相手に向けるとホログラムの数値で向けた相手と自分の好感度が0~100の数値で表示される。

鉄球ロケット
殺傷能力がない代わりに撃った対象にものすごい痛みを与える鉄球を打ち出すロケット銃。
エレナ自身も普段から持ち歩いていて、誰かに襲われたときに使う。護身用の武器として開発したそうな。

万能チェーン
特殊な金属で作り出したどんな力をかけても切れないポールチェーン。

容姿

【髪型】
水色の髪を長めに切りそろえたボブカット(おかっぱ)が特徴で内側の髪を梳いている。また、前髪は目にかかるほどの長さではあるが、目は隠れていない。
髪は元々セミロングくらいの長さがあったが機械の手で手入れするのが大変になったので切ってしまったらしい。

【身体特徴】
過去に後述の親族から受けた虐待から体の20%ほどが機械で自分のことをサイボーグみたいなものだと称している。
機械となっているのは右腕、骨や関節の一部など。一方で脳や胸などそれ以外の部分は無事。
小柄で細身だが出るとこは出ている隠れ巨乳でもある。低身長の割には手足が長くモデルに匹敵するくらい長い。

【服装】
ノースリーブワンピースを着ていて手袋をしている。靴はローファーで靴下の代わりに水色のタイツを履いている。
手袋は食事の時も寝る時も付けたままで何枚か替えを持ち歩いている。食事の時と就寝の時につけるものは特別で汚くならないよう念入りに清潔にしている。
また、ワンピースにポケットがないものが多いためかデイバッグを背負って必要なものはそこに入れている。

その他

【身内】
祖父(父)・・・63歳。名前は鷲岳厳重郎。元鷲岳工業の専務で水晶学園理事長。学校管理の傍ら身体に問題がある孫娘が普通に生活できるよう様々な道具を作っている。普段は祖父だと言っているがエレナとの実際の関係は父であり、子供を望んだ彼の妻が50歳の時(その時の厳重郎は47歳)にホルモン投与などの妊活に励んで命と引き換えに高齢出産で産んだ娘がエレナである。

母・・・故人。夫とは46歳の時に結婚した晩婚であり、それまでは鷲岳工業の技術部門で仕事をしていた。どうしても子供が欲しかったため妊活をし命がけでエレナを産んだが、出産に体が耐えられずに亡くなってしまった。

【一族について】
鷲岳家は元々別の町で鷲岳重工という機械関連の開発会社を経営している一族だったが厳重郎の代で跡目争いが勃発し跡継ぎの有力候補だった長男厳重郎の子であるエレナに兄弟全員で腕の切断や暴力などの虐待を行った。妻が命がけで産んでくれた大事な子供を傷つけられた厳重郎は後継ぎを辞退し、エレナと一緒に騎ノ風市へ行ってまっすぐな心と何かしらのエキスパートになれる子供たちを育てるべく理事長となり学園を開いた。なお、重工自体はその後兄弟のずさんな経営のせいで業績が傾き、その後倒産した。