真夏の美少女達2016

毎日のように照りつける夏の日差しに耐えられなくなった1組メンバーは海に行くことにした。
今年は陽姫の家である西園寺家が所有するプライベートビーチにやってきた。
これは以前咲彩や愛麗が不良やナンパ男に絡まれた経験かららしい。
プライベートビーチなので海の家などはないが、陽姫が注文すれば好きな食べ物をビーチに届けてもらえるシステムもある。
そんな静かなプライベートビーチで思い思いの時間を過ごす。
あ「ぐへへ・・・1組の子たちの水着今年も愛麗しいわ・・・」
今年も保護者として同行しているあかり先生は愛用のカメラを生徒たちに向け、撮影をしていた。
彼女は女子高生大好きという裏の趣味があり、教員になったのもそのためであるという噂すらある。
一応メンバーから写真を悪用しないという約束で撮影の許可が出ているようだが・・・
あ「揺れる髪、美しい声、スラッとした脚線美・・・やっぱり女子高生って最高!」
・・・あかり先生がもし男だったら完全な犯罪である。

ビーチの真ん中あたりでは、苺瑠とラニーが砂を使って色々な物を作っていた。
苺瑠が来ているのはオ嘉月ジ色のワンピース水着で後ろにフードが付いていて普段着とさほど変わらないように見える。
ラニーは純白の競泳水着を着ていた。少しきつくなったので新調したらしい。
姫「海と言えば綺愛麗な砂浜の砂で芸術作品を作るに限るのだ。」
ア「櫻子サンも来ればよかったのにデス・・・あ、苺瑠サンそっちいじったら崩れるデスよ。」
姫「む、そうなのか・・・すまないのだ。そういえばなぜ櫻子君は来なかったのだ?」
ア「スタイルの問題だそうデス・・・ワタシ達よりも胸が薄いから水着を絶対着たくないそうデス。」
姫「そういうのって気にしている奴には死活問題だからなぁ・・・」
ア「ワタシたちは櫻子サンの分まで楽しみマショー。」
姫「なあラニー君、我の作品見てどう思う?」
ア「?・・・綺愛麗にできていると思うデスが。」
苺瑠の周りには砂で出来た城、トンネルのある山、新幹線など様々な砂像があった。
しかし、苺瑠はあまり器用ではないので、ほとんどラニーが修正をしてできた作品であった。
姫「いや、今さっきからほとんどラニー君のアドバイスで作ったから我の作品と言えるのかちょっと自信を無くしていたのだ。」
ア「砂を掘ったり、海水を使って接合をしたのはほとんど苺瑠さんじゃないデスか。
それにワタシは細かい所を修正したり、アドバイスをしているだけだから実質アドバイザーみたいなものデス。オリンピック的にいえばコーチですネ。」
姫「そうかな・・・だけどラニー君のアドバイスがなければこんなにいい作品作れなかったぞ。」
苺瑠はそう言うと自分の周りに作った砂で出来たアートを見回しながら言う。
ア「冬になったら雪が降るデスから、ワタシが雪像の造り方を教えマスので一緒に作りまショー。」
姫「雪像か・・・面白そうなのだ。それじゃ、冬になったらご指導お願いするのだラニーコーチ。」

苺瑠たちから少し離れた場所ではパラソルを立てた拠点で咲彩がのんびりしていた。
水着はさわやかな青色のビキニの上に薄地で水色の上着を着て、下半身に青地に花柄のパレオを巻いている。胸の部分につい目が行ってしまうほど目立つ。
咲「海の風~ 潮の香りを 運びし精霊~ 少女の声響く 夏の思い出かな~・・・」
海を眺めながら詩を読む咲彩。ロマンチストぶりが全開である。そしてまったくセンスがない・・・
陽「さあちゃん!」
咲「きゃあ!なにこれお水!?」
陽姫が調達してきたと思われるペットボトルの飲料を咲彩の頬に当てたようだ。よくあるいたずらの一つである。
陽姫の水着はベージュ色で、幅の広い帽子をかぶっている。水着は相当大きいサイズであり、陽姫の豊満な体をこれでもかと強調している。
咲「もう!急にそんなことして怒るよ!?」
陽「1回やってみたかったのぉ。」
咲「もう・・・はるちゃんは海に入らないの?」
陽「わたしは動くのあまり好きじゃないからねー・・・ちーちゃんが遊び行っちゃったからここに戻ってきたの。」
咲「そうなんだ。私もみなちゃんが遊び行っちゃったからここで荷物番とエレナちゃんの話し相手してたのよ。義手だから海に入れないみたいだし。」
咲彩の隣にはビーチベッドの上で眠っているエレナがいた。筋電義手を着けている都合なのか海には入れないようだ。
エレナは黄色のワンピース水着を着ている。義手隠しの手袋はしっかりと着用している。
エ「うふふ・・・この機械素敵・・・」
陽「寝言言ってるねぇ。」
咲「ふふ、可愛いわよね。」
咲彩と陽姫は微笑みの表情で寝ているエレナを見守っていた。その姿はまるで聖母のようである。

咲彩たちのいる拠点から少し離れた岩陰。そこでは嘉月、柚歌、奈摘が散策をしていた。
嘉月は薄緑色でフリルのたくさんついた可愛らしいを水着を着ている。なんとなくお嬢様っぽい感じだ。
柚歌はスポーティーなグレーカラーの水着の上にTシャツを着ている。愛用のゴーグルもしっかり着用している。
奈摘は白い水着に花柄のカーディガンを合わせていて、頭にサングラスを載せているギャルっぽい感じのものだ。
柚「この辺りには珍しい貝殻や生物がいっぱいいるね。」
嘉「せやなぁ・・・せやけどなんでイルカとかいっぱいおるんやろ?」
嘉月は沖の方を泳いでいるイルカの群れを見つめながらそう言った。
奈「それほどこの海岸がきれいな海であるということですわ。それにしても西園寺家がこんなプライベートビーチを持っていたなんて知りませんでしたわ・・・」
柚「2人とも色々なこと考えるんだね。」
奈「柚歌さんは考えるの嫌いですの?」
柚「嫌いじゃないけど、そこまで疑問に考えたりはしないかな。ボクは自然っていうのは肌で感じるものだと思っているからね。」
嘉「考えるな、感じろってやつやんけそれ?」
柚「ちょっと違うかな・・・あ、綺愛麗な形のホラ貝見つけた。」
柚歌は見つけたホラ貝を手に取る。
柚「これって加工すると笛になったりするんだよね。持って帰って今度の絵の題材にしようかな。」
嘉「笛に加工するんやないんね・・・」
奈「まあ笛にするには技術が必要そうですし、走する場合はプロにでも頼んだ方がいいですわね。」
柚「そうするつもりはないけど・・・あ、今度は大きな桜貝が・・・」
奈「次から次へと見つけるのがお上手ですわね柚歌さんは・・・」
嘉「ええ表情やな。写真に残しとこ。」
嘉月は貝殻や生き物探しに没頭する生き生きとした表情の柚歌にカメラを向け、シャッターを切った。

拠点から一番近くに見える海辺。愛麗、愛、和琴、水萌はそこでビーチサッカーをしていた。
愛麗は青のサロペット水着でサロペットの下には紫に白いラインの入った水着を着ているようだ。水着に合わせたのかカチューシャも紫のものを着けている。
愛は恒例の黒いスカートビキニで髪はお団子にまとめている。もうこのスタイルがお気に入りになってしまったらしい。
和琴は薄茶色のタンキニと黒のショートパンツを合わせている。彼女の特徴である三つ編みお下げと合わさって元気な印象を抱かせる。
水萌は白地に水玉模様の水着の上にハーフパンツを履いている。運動好きな彼女らしいスタイルだ。
水「行くぞ!」
水萌は簡易的に建てられたゴールに向かって、ボールをドリブルしだす。
麗「・・・そこ!」
愛麗は普段からは信じられない素早い動きで水萌からボールを奪う。
水「とられたか・・・」
凛「素敵です愛麗!!!」
麗「運動は嫌いだけど球技は得意だもんね。」
柚「次あたしと交代ね織田倉。」
水「ああ、分かったよ。」
和琴は、先ほどと同じようにドリブルしてゴールに向かおうとしたが愛麗に奪われた。
その後もビーチサッカーは5セットほど行われた。ボールを奪う側である愛麗は休みなしで。
凛「愛麗は強いですね・・・」
水「昔サッカークラブにいたアタシからボールを何回も奪うなんて只者じゃないな。」
麗「ねえ・・・いい加減疲れたから休ませろよ・・・」
柚「あ、機嫌悪くなってるわね。」
麗「5連続もボール奪う役やってたんだから当然でしょ。」
水「なんかすまんな・・・愛麗が球技得意だっていうからついつい・・・」
麗「まあ別に疲れただけだしいいけど。次ビーチバトミントンするんじゃないの。」
凛「そうですけど・・・愛麗は疲れてないんですか?」
麗「前半は審判として参加するから休ませてもらうけどね。少し休んだらやるわよ。」
愛麗はそういうとあらかじめ設置されていたビーチバレー用ネットの脇にある審判席に昇った。
柚「夜光、あたしと一戦やらない?」
凛「いいですよ。負けませんからね。」
水「ならアタシは今回休みだな。」
麗「それじゃ、愛サーブで・・・始め!」
凛「行きますよ眞武さん。それ!」
柚「こっちか・・・はいっ!」
愛と和琴は慣れていないのにもかかわらずバトミントンラケットを器用に操りラリーを続けていく。
麗「このポジション地味においしいわね。」
水「高いところから海を見渡せるもんな。」
麗「(水萌はわかってないわねー。愛の躍動を見るには最高の場所ってことよ。)」
心の中でこんなことを考えている愛麗も愛に負けず劣らず強い愛情を持っているようである。
凛「(愛麗に見られていると少し緊張してしまいますね・・・)」
愛はラリーを続ける中で次第にそんなことを考え始め、動きにぶれが見え始めた。
相手の心理を読むのが得意な和琴がその隙を見逃すはずもなく・・・
柚「そこ!」
凛「えっ・・・きゃ!」
和琴のバドミントンスマッシュが炸裂した。
麗「今のは和琴の勝ちね。」
柚「よし!隙を見てスマッシュを打ち込んだのは正解だったわね。」
麗「だけど愛もすごかったよ。30往復もラリー続けられるなんて体力あるのね。」
凛「いえ、それほどでもないですよ・・・」
柚「ちょっと審判、公平に審査しなさいっての!」
水「まあ許してやれよ。あいつらラブラブだし・・・」
柚「それもそうね。納得いかないけど。」
麗「なんで怒ってるか分からないけど・・・次、水萌入ったら?」
水「そうだな。それじゃ交代を・・・」
愛麗たちが元気にスポーツをする姿をナンパ男や不良が見たらナンパしていただろう。
ここがプライベートビーチで本当に良かった。

愛麗たちがビーチバドミントンをしている砂浜から直線状に見える海の浅瀬。
環輝はそこで浮き輪を使って波に身を任せて漂っていた。
環輝は赤い水着に上着を肩掛けにして羽織っている。羽織を来たまま海に入っているのは脱ぐのが面倒だかららしい。
環「なんでみんな砂浜とかで遊んでんだろ。海に入ったほうがよっぽど気持ちいいのに。
だけど漂ってるだけっていうのもすごい暇。泳いだら海の塩分で眼鏡がさびそうだから泳ぎたくないし・・・
そうだ、沖の方にでも行ってみよーっと。研究に使えそうな生物見つかるかもしれないし。」
環輝は腕を使って、沖の方へ水をかきだした。これがのちにとんでもないことを引き起こしてしまうのだが・・・

それぞれが思い思いの時を過ごしているうちに、昼食の時間がやってきた。
1組メンバーとあかり先生は拠点に戻り、西園寺家の使用人たちが要した特製の料理を食べるのだった。おいしい食事を食べながらの会話が弾む。
あ「写真いっぱい女子高生いっぱいで幸せ!」
咲「もう・・・悪用しないで下さいよ。」
麗「愛、何飲む?」
凛「緑茶をお願いします。」
柚「それにしても天宮城や鷲宮に負けず劣らず西園寺も裕福なのね・・・」
陽「わたしも中学校まで知らなかったんだよぉ。まさか自分が西園寺家の一族だったなんて・・・」
柚「昔は結構古いアパートに住んでたんだよね。」
姫「うむ、特にピザがおいしいのだ。」
ア「シャシリクまで用意してくれてうれしいデス!」
嘉「ラニーちゃんってほんまにそれ好きなんやな。」
奈「海を眺めながらのドリンクは最高ですわね・・・」
エ「寝てたから気が付かなかったけど潮風が気持ちいい・・・」
水「あれ・・・そういえば環輝はどこいったんだ?」
咲「あまちゃん?そういえばいないね・・・」
麗「誰かあいつ見てない?」
柚「そういえばだれも海に入りたがらないってつまらなそうにしてたなぁ・・・」
嘉「それで、浮き輪使って海漂ってくるって言ってたで。」
咲「え、それじゃあまちゃんは・・・」
陽「そういえばまずいかも・・・この時期は・・・」
その時、沖の方で叫び声が聞こえた。
環「キャーッ!!!なんなのよこれ!!!」
水「今の環輝じゃないか!?」
あ「行ってみましょう!」
1組メンバーとあかり先生は叫び声の聞こえたほうに向かった。

叫び声を上げていたのはやはり環輝だった。
環「なんなのよこれええええ!!!」
環輝は幸いそこまで沖の方には行ってなかったが周りに問題があった。
そう・・・海の悪魔クラゲが彼女の周りを囲んでいたのだった。しかもクラゲの種類は毒持ちのアンドンクラゲである。これでは泳いで戻れない。
環輝は今はかろうじて浮き輪の上にいるため刺されてはいないようだが、体力のない環輝のことなので転覆や落下によって刺されるのも時間の問題である。
陽「やっぱり・・・この時期はクラゲが多いから、沖には行かないでって言ったのに・・・」
咲「どうすれば助けられるんだろう・・・」
水「ヘリコプターで上から救出するしかなくないか・・・?」
嘉「そう簡単に手配できへんやろ・・・それにあれだけの数がいると助けを待つ間環輝ちゃんの体力もたへんと思うし・・・」
柚「これだと泳いで助けに行くこともできないし・・・」
凛「あ、ロープをつかんでもらって引っ張るのはどうですか!」
柚「よし、それで行きましょ。西園寺、使用人に頼んで金具付きのロープもってきてもらって。」
陽「よくわからないけど、わかったよぉ・・・」
陽姫は使用人に頼んでロープを持ってきてもらうよう指示した。
麗「なんで金具付きのやつなの?」
柚「見ればわかるわ・・・」
1分ほどでロープが届けられた。
柚「羽多野!聞こえる!?」
環「何よ!今それどころじゃないの・・・」
柚「今から両手で眼鏡押さえなさい!」
環「何でよ!?」
柚「あんたを助けるにはそれしかないの!助かりたかったら言われた通りにしなさい!!!」
環「分かったわよもう!!!」
環輝は言われた通りに眼鏡を両手でしっかり押さえる。
柚「足はしっかりと浮き輪にかけなさいよ。それじゃいくわ・・・それ!」
和琴は投げ縄のようにロープを環輝に向かって投げた。ロープの金具は環輝の眼鏡の右側のつるに引っかかる。
環「ちょっと、危ないじゃないの!」
柚「あんたを助けるにはそれしかないのよ!織田倉、苺瑠、ちょっと手伝って。」
水「ああ、分かったよ。」
姫「まかせるのだ。」
水萌と苺瑠は和琴の裏に立ち、ロープを掴んだ。
柚「一気に引っ張るわよ!それ!」
3人はロープを一気に引っ張る。環輝は乗った浮き輪ごとクラゲの群れを突っ切って陸地に向かって引っ張られる。
ロープを一気に引っ張ったことによって衝撃に耐えられなくなった眼鏡は音を立てて壊れ、海の中に落ちる。
しかし、力持ちの苺瑠が加わったことにより、環輝は浜辺近くまで1回の引っ張りだけで戻ることができた。
環輝はぼやけた視界の状態で浮き輪を持って海から上がり、へたり込んだ。
環「あ・・・何も見えないけど私助かったのね・・・よかったぁ・・・」
柚「よかったじゃない!!!あんた一歩間違えたら死んでたかもしれないのよ!!!」
環「そこはすいません・・・」
咲「ことちゃんそんなに怒らないで・・・あまちゃんも助かったんだし・・・」
麗「それにしても眼鏡にひっかけるなんて危険なことしたのよ?」
柚「眼鏡しかひっかけるものがなかったのよ。水着にひっかけたところで外れるだろうし、浮き輪にひっかけようものなら割れて沈没確定だったわ。」
凛「そうですね・・・眼鏡壊れちゃいましたけど羽多野さんが助かってよかったです。」
環「誰か、私のスペア眼鏡持ってきて~・・・何も見えないのよ~!」
水「まったく、命が危険にさらされたってのにのんきだよな・・・」
替えの眼鏡を持ってくるよう求めるのんきな環輝をメンバーは少し呆れた顔で見つめるのだった。

環輝を救出した1組メンバーはその後もスイカ割りなどをして楽しんだ。気づいたら時刻は夕方になっていた。
あ「そろそろ夕方だからこの辺で帰りましょうか。」
環「そうねー。疲れたし帰ろっと。眼鏡も新しいの作らないと。」
エ「静かに過ごせてよかった・・・」
柚「クラゲのせいで海で本格的な水泳ができなかったのは残念だけどね。」
水「今度はクラゲのいない時期に来ような。」
凛「今日の愛麗かっこよかったです。」
麗「ビーチサッカーとビーチバドミントンのこと?まあ普段運動しないから新鮮ではあったかな。」
柚「羽多野の暴走さえなければもっと楽しめたかもね。」
奈「和琴さん、あまり掘り返してはだめですわ・・・環輝さんも反省していますでしょうし。」
嘉「今日はいい写真いっぱい撮れたわ~。帰ったら現像して夏のコンテストだすで。」
姫「砂像づくり楽しかったよラニー君。またいろいろ教えてほしいのだ。」
ア「はい、もちろんデス。今度は櫻子サンも巨乳コンプを克服して来てほしいものデス。」
陽「みんな楽しんでくれたみたいでよかったよぉ~。プライベートビーチを紹介したかいがあったよ。」
咲「はるちゃんのおかげで今日は楽しかったよ。来年もまたみんなで来ようね。」
あ「そっかー次は来年かぁ・・・まあいいわ、今年は今日撮った写真でいろいろと楽しみを・・・」
咲「写真を悪用しないでくださいね・・・?」
あ「何度も言われなくてもわかってるってば・・・」
こうして1組メンバーは最寄りの駅から貸し切りの特急電車に乗り込み西園寺家のプライベートビーチを後にしたのだった。
ほとんどのメンバーが疲れで眠る中、唯一起きているあかり先生は眠る1組メンバーを見まわしてこんなことを考えていた。
あ「(この子達ほんとにかわいい・・・佐々木や宇三美とはまた違った魅力があるし・・・鮫川君あたしに1組の担任譲ってくれないかな・・・)」
あかり先生の女子高生好きは何年たっても変わらないようである・・・